恋愛の勘違いエピソードを数多く所持する私。
ポジティブというか、ただのバカなのか、すぐ好きだと勘違いするんです。
「どぶろっく」の歌に近い程の勘違い野郎ですよ。
そんな私のエピソードの中でも、特に詳しく覚えている恥ずかしい話。4つの体験談をお話します。
私の心理を詳しく説明しながら、勘違いしていく様子を書いていきます。
これを読むことで、どのように誤解や勘違いが発生するか、一部ですが分かってくることでしょう。
恋愛での勘違いエピソード
恋愛では、どんな勘違いが多いのでしょうか?
色んな男女のエピソードを今までたくさん聞いてきましたが、やはり好きかどうかの勘違いが多いようです。
全然好きじゃないのに、想像もしない事で好きだと思われてしまったり、逆に全然好きだと伝わらなかったり。
この好きかどうか勘違いする心理について少し触れておきましょう。
好きだと勘違いする心理
この勘違いエピソードが一番多いのですが、今回は異性から自分へ向けられた好意の勘違い。
自分の事好きだと思ったのに全然違ったというパターンです。
好きだと勘違いする心理の1つに、期待していることや信じていることを現実に引き寄せやすいというものがあります。
彼女が欲しいと思っていると、それにつながる出来事に敏感になります。
それで何でも恋愛につなげて勘違いも増えます。
そしてもう1つは、自分の感覚を投影してしまうというもの。
自分が誰かを好きなときはこうなるという行動。例えば、目を見れないとか、冷たくしてしまうとか。
それを他人に投影して、同じ行動をする人は自分を好きだと勘違いします。
信念と投影の影響
あなたがもし、
「好きな人にはとにかく話し掛ける」
というタイプだった場合、やたら話し掛けてくる女性に対して
「おれのこと好きなんじゃね?」
って思うということです。
ただの話好きな女性で、他の男性にも同じかもしれないのにです。
逆に好きなのに好きじゃないと勘違いするパターンも同じ心理です。ほとんどが信念と投影によるものです。
「こうなる」とあなたが信じている信念の通りになりやすいということ。
そして、あなたが脈なしの女性に言うことや行動と同じことをされたとき、「おれの事好きじゃないんだ」と判断するわけです。
このような心理で引き起こした、私の4つの勘違い体験はここからです。
恥ずかし過ぎる4つの勘違い体験
私の恥ずかしい勘違い体験談を4つお話します。
基本的に私は自意識過剰で、すぐ勘違いする事が多いのですが、中でも特にみじめで恥ずかしかった勘違いエピソードです。
人間がいかに自分の世界で生きているか、誤解や勘違いが起きやすいかがよく分かるでしょう。
やはりコミュニケーションが大切ですね。勝手に思い込まず、ちゃんと聞いてみること。
そう過去の私に言いたくなる4つのエピソードをどうぞ。
勘違いエピソード1「あんなに好きだったのに?」
先ほどよくあるとご紹介した勘違いエピソード。私にもありました。
大学生の頃に付き合い始めてすぐ、彼女の大きな嘘が発覚したので、私はショックで連絡を完全に断ちました。
すると彼女は私のバイト先まで来たり、自宅にまで来たりもしたんです。
バイト先の先輩にもなんとかしてくれと頼んだようで、
「会ってあげなよ」
と先輩に説得されたりもしました。
それでも私は頑なに拒否して、その女性との関係はそのまま終わりを告げました。
そして、その1年後くらいに私は別の女性で大失恋を経験。
振られてから連絡しても、大好きな彼女は電話にまったく出てくれない。
そんなとき、1年前に自分が連絡を断って終わらせた恋が罪悪感となって襲ってきたんです。
そして、それと同時に、あんなに私の事愛してくれたのにと、振ったことを後悔するようにもなりました。
そこで、謝ることを口実にもう一度連絡を取ってみました。
女性って厳しい
以下、私と元カノとの会話です。
九条「あのときはゴメン」
彼女「何が?」
九条「全部無視して、話もせず振って」
彼女「そうだっけ?」
九条「うん。自分がされて気付いたんだけど、ひどい事したなと思って」
彼女「あれ?そんなタイプだったっけ?なんか情けないな(笑)」
九条「え?いや・・・」
彼女「出掛けるから切るね。バイバイ」
全然愛されていませんでした。
すごく愛されていて、なんとか私とやり直したくて必死で動いていたと思っていたのが勘違い。
完全に私の投影だったわけですね。
自分がそうだから、彼女もそうだったんだろうと勘違いしただけ。
ショボーンとなりました。
勘違いエピソード2「不倫され離婚した男」
女友達が、今好きな人がいるという話をしてきました。
詳しく聞いてみると、その男性はバツイチで、離婚理由は元妻の不倫だと言いました。
(えっそれって・・・・私と全く同じやん)
私が元嫁に不倫されて離婚した事を彼女は全て知っています。それでわざわざ私に話すなんて・・・
しかも、
「九条くんと同じなんだけど」
とかの前置きも無く、こういう話をされたわけです。
さらに、その男性の年齢も私と同じでした。
デートに誘ってみた
(これ、明らかにおれの事やん)
もう絶対私の事が好きで、敢えて特徴を一致させてアピールする、そういう恋愛テクニックだと思いました。
彼女欲し過ぎる病だったので、すぐに飛び付いた私。
もう、どういう告白をして彼女を喜ばせようかまで考えていました。
そして映画デートに誘ったんです。
どんな反応をするのかワクワクしながら返事を待っていると、
「友達も一緒なら行くよ」
これが彼女の答えでした。
(え?一人ではまだ恥ずかしいのかな・・・)
結局女二人と私で映画に行きましたが、全く私の事好きそうな素振りはありません。
バレてました
これはマズイと思い、しばらく放置しました。
その後忘年会か何かで会ったときに、また彼女は例の男性の話をしてきました。
そこで私は思い切って聞いてみたんです。
「その人って、おれと一緒やん?」
すると彼女は言いました。
「そうなんだよね~だから意見聞きたくて」
(そういうことか・・・なんという偶然)
さらに彼女は話を続けます。
「職場の男性に私が好きだと勘違いされてるんだけど」
「私そういう事多くて・・・」
「大丈夫かな?九条くんにも勘違いさせてない?」
(ヤバい・・・デート誘ったからだ)
そう思いながら、
「あぁ、全然大丈夫。ハハハ・・・」
と笑ってごまかしました。
勘違いエピソード3「友達狙ってたんだ」
高校1年の時、私によく話しかけてくる女の子がいました。
高校へ入って新しい環境、最初のクラスで女の子が話しかけてくる。
これはバラ色の高校生活のスタートだと思いました。
絶対私の事好きだと思っていたので、毎日色々妄想していました。
一緒に学校へ通う二人の姿。男友達に冷やかされる自分。
妄想してみて本当にこの子でいいのか、自分の気持ちに問いかけていたんです。
「あぁ~どうしよう。もう付き合っちゃおうかな?」
な~んて偉そうに考えていました。
ところがある日、同じクラスの私の男友達が
「なんかおれ、一応彼女出来たわ」
と学校帰りに話してきました。
そんなバカな!
「同じクラスの〇〇さん」
なんと、私の事好きだと思っていた女の子の名前でした。
(そんなバカな!どういうことだ?)
(おれに近付く為に、おれの友達と付き合ったのか?)
まだそんなこと考えていたので、動揺がバレないように必死でしたね。
「へ、へぇ~そうなんだ。良いんじゃない?」
その一言しか言えませんでした。
結局私の事好きだと思っていたのは、ただの私の勘違いだったんです。
私に近付く為に友達と付き合ったのではなく、実はその逆。
私の友達が好きだったので、私に話しかけてきて仲良くなって、私の友達と話すきっかけを作っていたわけです。
私はとんだ勘違い野郎でした。
勘違いエピソード4「お兄ちゃんみたい」
かわいいな~と思う5歳くらい年下の女の子がいました。
なんとかお近づきになって、お付き合いしたいなと思い、私のアプローチが始まりました。
相手は私の事知らないので、まずは話し掛けるだけ。それでもかなり頑張りました。
なんとか話すことが出来て、メールアドレスだけですが、連絡先も手に入れることが出来たんです。
そこからはメールでのやり取り。
遠回しに色々アプローチしますが、めちゃくちゃガードが堅いんです。
そんな中、女友達も一緒ですが、3人で出掛ける約束を取り付けました。
まさかの逆パターン
ここで一気に近付きたいと思い、
「おれは〇〇ちゃんにとって、どんな存在に見えてるんだろうね?」
みたいなことをメールでさりげなく聞いてみました。
すると彼女のメールには、
「お兄ちゃんみたいな存在」
と書いてありました。
(これって、恋愛対象じゃないときによく使う表現・・・)
(アプローチしても無駄だよ、気付いてねっていう意味か・・・)
私はそう思いました。
挙句の果てに、車で出掛けたときは、女友達と彼女の2人が後部座席で私が運転。助手席に誰もいないという虚しさ。
私は完全に脈なしと判断しました。
これ以来、連絡するのもやめたのですが、その後色々あって深い話をする機会がありました。
そこで衝撃の新事実。実は彼女は私の事が好きだったと言うのです。
かなり怒られましたし、切なすぎる、まさかの逆パターンでした。
恋愛の勘違いエピソードまとめ
恋愛の勘違いエピソードが生まれる原因。
それは、信念と投影によるものが多いです。
あなたがこうに違いないと信じている通りに現実はなりやすい。
そして、あなたが好きだと判断する女性の言動は、あなたが好きな人にする言動と同じです。
その心理と私のリアルな体験を比べ、誤解や勘違いが生まれる仕組みを理解して下さい。
あなたの勘違い体験も良かったら聞かせて下さいね。