怒りをコントロールできないあなたへ!上手に伝える2つの方法

あなたは上手に怒りを伝えられますか?

 

怒りをコントロールできないと、トラブルの元になるだけでなく・・・

 

場合によっては、自分の社会的な地位や大切な人間関係なども失う危険があります。怖いですよね。

 

怒りを上手にコントロールして、我慢することなく相手に伝え、自分の気持ちを理解してもらいましょう。

 

そうすることで、気分よく快適な日々を送る事が出来るはずです。

 

執筆者:九条竜也
恋愛アドバイザー、心理カウンセラー。14年の心理学の知識と経験をあなたにシェアします。実績(嫁)はプロフィール に掲載。

怒りを上手く伝える方法

「怒りの伝え方」なんて考えたこともなかったのではないでしょうか?

 

女性は比較的感情についての会話をするので、怒ったときにその怒りをどうやったら相手に上手に伝えられるかと考えたりするのかもしれません。

 

しかし男性は、とにかく我慢ですよね。

 

「腹が立つ!けどこれをぶつけるとケンカになるから我慢しよう・・・」

「ここでキレては駄目だ・・・相手はお客さんなんだ」

 

そうやって自分を抑えつけて、ひたすら我慢するしか無かったりします。これってすごくストレスが溜まります。

 

その後しっかりストレス解消し、スッキリ出来ればまだ良いのですが、解消出来ずどんどん蓄積されていく人も多いです。

 

では、どうすれば上手く怒りの感情を相手に伝えられるのか?

怒りの表現方法

以下の記事で書いた通り、怒りというのは本当の感情を隠す蓋のようなものです。

 

ですので、怒りの伝え方の重要なポイントの1つは、この「本当の感情」を伝えるということです。

 

通常、怒りを伝える方法は以下のように色々あります。

 

  • 「ムカつく!!」と怒鳴ったりビンタをくらわせたりする人
  • 怒ってることを察してよと無視したり態度を悪くする人
  • 敬語で嫌味を言う人
  • 物を破壊しだす人←私です

 

しかしお分かりだと思いますが、これらはどれも上手い方法とは言えません。

 

どれも怒っているということを表現しているだけで、その下にある本当の感情を伝えていないからです。

 

怒りの下にある「寂しい」「悲しい」「分かって欲しい」「愛して欲しい」などの本当の感情をまずは自分自身で見つめなおす必要があります。

 

これには少し勇気が要ります。

 

恋愛でよくあるケンカのときだと、

 

  • 「大事にされてない感じがして悲しかった」
  • 「もう好きじゃなくなっちゃったのかと思って寂しかった」

 

などの感情を見つけていくんです。

 

これをするとき、特に自立的なタイプの人は難しく感じます。

 

これらの感情を感じると、相手より下になったと認めるような感じがするので、かなり抵抗が強く、なかなか感じる事が出来ません。

 

また、他にも出来ない理由として、

 

「怒った瞬間にこんなことやってられないよ!」

 

というのもあります。それはその通りで、最初は当然出来ないと思います。

 

ですので、ケンカした後の冷戦状態のときや、一人になったときに思い出してやってみるというのでOKです。

 

何度もやっていくうちに慣れて、その場ですぐにでも出来るようになります。

怒りの伝え方

本当の感情に気付くことが出来たら、それを相手に伝えます。

 

怒りの伝え方ということでしたが、もはや怒りではなくなっていますよね。

 

伝える内容は怒りの下にあった本当の感情ですが、話し方にもポイントがあります。

 

何に対してどう感じたのかを具体的に話すということと、「私が」「私は」というのを付けて話すことです。

 

「私は~~~だと思った」
「私が~~~だと感じるから、~~~ってしてくれると嬉しい」

 

こんな感じです。

 

そうすることで、相手に責められてる感を感じさせないようにするんです。

 

例えば、いつもデートに遅れてくる彼女に怒りを伝える場合

 

「君が待ち合わせに遅れてくると、おれのこと好きじゃないのかなとか、どうでもいいのかなって感じて、おれはすごく悲しいんだよ」

 

こんな感じです。

 

「君はそんなつもりじゃないと思うんだけど」
「こんなこと言ってごめんね」

 

などを付け加えるとなお良いですね。ただ、怒っているときなので、なかなかこれが出来ないんですよね。

 

でも仲直りするときの会話でも使えますよ。

怒りを上手くコントロールする方法

次に、怒りを上手くコントロールする方法についてお話します。

 

怒りを「抑える」ということに関しては、先ほどもご紹介した、以前私が書いた記事を参考に、怒りやその下にある感情をただ感じて解放するということをすると良いです。

 

では、怒りを溜め込まないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?

 

また、既に溜まってしまっている怒りはどうしたら良いのでしょうか?

 

腹が立ったと怒りに自覚があるときは、ここまで説明させて頂いた内容で良いと思うのですが、いつの間にか怒りが溜まってしまっているというときがあります。

 

いつも我慢してしまうというタイプの人に多いですね。

 

こういうときの対策は、ストレスの解消と同じと考えて良いでしょう。自分の好きなことをする時間を作ることが大切です。

 

忙しい日々だとしても、必ず自分の好きなことをする時間を無理にでも作ってください。

 

そして、そもそも怒りにくくするためには、心に余裕を持つことです。

 

「お金もあるし大好きな家族に囲まれて毎日幸せだなぁ。さて今日も部下を怒鳴りつけてやるか」

 

なんて人はいませんよね?

 

つまり、心がいっぱいいっぱいであればあるほど、怒りやすくなるということです。

 

心に余裕を持たせるためには、

 

  • ネガティブな感情を感じ切って解放する
  • 自分が幸せである理由を探す
  • 好きなことをする

 

などの方法を使います。

怒りをコントロールする方法のまとめ

怒りを伝えるポイントは2つ。

 

怒りの下の本当の感情を伝えることと、具体的に何に対してどう感じたかを「私が感じた」ということを強調して伝えること。

 

そして、怒りを溜め込まないようにするには、自分の好きなことをする。

 

これらの方法を駆使し、怒りを上手くコントロールして下さい。

 

まずは簡単に出来ることから始めてみませんか?

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