心理学を応用!恋愛で言葉にパワーを持たせる3つの秘策

 

「大した内容では無いはずなのに、あの人の言葉はやけに相手に響いている・・・」

 

女性たちが、身を乗り出して話を聞く姿。

 

そんな光景を、あなたもどこかで見たことありませんか?

 

その話し手は、テクニックなのか才能なのか、言葉にパワーがあるんですよね。

 

言葉にパワーが無いと、会話をしていても相手はつまらなそうですし、なんと言っても告白の成功率が落ちてしまいます。

 

では、どうやって言葉にパワーを持たせるのか?

 

その3つの秘策を、私の経験と心理学を応用して導き出しました。

 

その秘策をすべてマスターすることで、あなたの会話は見違えるほど躍動的になり、「もっと話が聞きたい」と言われるようになるでしょう。

 

執筆者:九条竜也
恋愛アドバイザー、心理カウンセラー。14年の心理学の知識と経験をあなたにシェアします。実績(嫁)はプロフィール に掲載。

言葉にパワーを持たせる3つの秘策

最近「言葉にパワーがあるなぁ」と思った人は、元東進ハイスクールの村瀬哲史さんです。

 

クイズ番組で、地理関係の問題の解説などをしています。この方は、話の内容が面白いというのもありますが、身振り手振りや話し方、表情などに引き込まれますね。

 

ただ、女性とデートで話すときに、あそこまで激しい動きをするのは、ちょっと恋愛の雰囲気と合いません(笑)

 

そこで私が導き出した、言葉にパワーを持たせる秘策ですが、

 

  1. ポジティブなエネルギーを発する
  2. 情景が浮かぶような表現をする
  3. 感情や気持ちの話をする

 

この3つです。それぞれ、具体例を交えながら解説していきますね。

ポジティブなエネルギーを発する

次の2つの話を聞いて、それぞれどう感じますか?

 

1.
「こないだ有名店で食べたフレンチがめっちゃ美味しくて、超テンション上がっちゃった!あなたも絶対食べた方がいいよ!そして昨日は行きつけの店でイタリアン。これがまた安定の美味さで、幸せ過ぎてデザート3つも食べちゃった・・・」

 

2.
「こないだ有名店で食べたフレンチがクソまずくて最悪だった。なんで人気あるのか分からんわ。あなたは絶対やめた方がいいよ。そして昨日はいつもの店でイタリアン。近いだけで行ってるから、味は期待してないんだけど、いつにも増してまずかったよ」

 

言わなくても分かるかと思いますが、1.がポジティブな話で、2.がネガティブな話です。どちらをずっと聞いていたいですか?

 

2.のような話を延々とされたら、なんだかこっちまで気分が滅入ってきますよね。逆に1.みたいな内容の話なら、気分が良くなります。

 

つまり、会話の内容をポジティブなものにするだけで、「聞いていたい話」になるんです。ごく当たり前のことなのですが、皆さん意外と出来ていません。

 

ついつい、悪口・嫌味・批判を言ってしまいますし、「どうせ」「無駄」「無理」など、ネガティブ発言もしてしまいます。

 

これを変えるためには、次の実習を行ってみて下さい。

ポジティブな会話をするための実習

ネガティブ発言を変えるためには、普段の自分の言葉をチェックしてみます。

 

普段から発する言葉や思う事にネガティブな事が多いと、女性との会話でもネガティブな言葉が出てきてしまいます。

 

毎日、仕事が終わって帰宅したら、朝から帰宅までの自分の発言や考えたことを思い出してみましょう。そして、出来る限り書き出してみます。

 

その中から、ネガティブだな~と思うことを、ポジティブな言い方に変えていくんです。

 

例えば、こんな感じです。

 

  • 仕事全然やる気が出ないな → 今自分は何がやりたいんだろう?
  • また部長がうるさいわ → 今日も部長は元気だなぁ
  • ミスしてしまった!最悪 → どうしたらうまくいくんだろう?

 

厳密なルールなどはありませんので、あまり深く考えず、前向きな感じがするように変えて下さい。

 

これを毎日繰り返していくと、ネガ→ポジ変換が自然に出来るようになり、だんだんとネガティブ発言は減っていくはずです。

情景が浮かぶ表現をする

私たち男性の会話は、どうしても味気ないものが多いです。

 

事実を淡々と話すのではなく、そのときの様子がリアルに頭の中に浮かぶよう、事細かに表現しながら話すことが大切です。

 

あなたの話の中の世界、そこに聞き手が実際にいるかのように感じる表現。

 

そこはどんな風が吹いていて、どんな匂いがして、どんな雰囲気だったのか?出来る限り、リアルに伝えるわけです。

 

例えば、次のような話があったとします。

 

「昨日、動物園に行ったんだけど、象が想像以上に大きくて、びっくりしたよ」

 

これを、情景が浮かぶよう、リアルに表現すると、

 

「昨日、午後2時くらいだったかな?天気が良くて、太陽がジリジリと照りつける中、汗だくになる暑さだったけど、強めに吹く風が気持ちよくて、そんな中、動物園に行ったんだよね」

 

「そして象がいるエリアに入って、まず最初に聞こえたのが鳴き声。思ってたよりも高い声で、その声のする方へと進んで行くと、あの長い鼻を高々と掲げてる姿が、あまりにも大きくてびっくり!」

 

「鼻を真上に上げていると、5m以上ありそうな巨体がさらに大きく見えて、あの足で踏まれたら、ひとたまりもないなって思ったよ」

 

これでもだいぶ省略しましたが、かなり長くなりました。

 

しかし、臨場感がある会話が出来れば、きっと女性は引き込まれるので、長くても問題ありません。

 

むしろ少ない話題で、長く楽しく会話が出来るため一石二鳥です。

 

相手の頭の中に動画を再生させましょう。ぜひ練習してみて下さいね。

感情や気持ちの話をする

また、女性と話をするときは、男女の違いを理解しておく必要があります。

 

男性である私たちは、理論・事実・結果・意味などを重視しますが、女性は気持ちや感情を大切にしています。

 

これを分かっていないと、感情や気持ちが全くない会話をしてしまいます。すると女性は面白くないし、理解もしにくいんです。

 

女性と会話するときは、あなたの気持ちや感情を適度に入れて下さい。

 

事実や結果の話があってもいいのですが、それに対してあなたはどう思ったのか?どう感じたのか?っというところまで、女性には話してあげて欲しいのです。

 

例えば、以下の文章は、全く気持ちや感情がありません。

 

「先週の日曜は○○温泉に行ってきたんだけど、あそこのお湯は腰痛に良いらしくて、腰が悪い僕は月1回行ってるんだよね」

 

これを女性に話すときは、次のようにします。

 

「先週の日曜は○○温泉に行ってきたんだけど、すごく気持ちよくて、体中の力が抜けて、魂まで抜けそうだったよ」

「あそこのお湯は腰痛に良いらしくて、腰が悪い僕は月1回行ってるんだよね。」

「腰が痛いと何をするのも億劫だけど、痛みが緩和されて、また色んなことにやる気が出てきて、めっちゃ嬉しい!」

 

話すときに表情や仕草も付け加えると、より良いですね。

褒め言葉のパワー

褒め言葉には、相手を良い気分にさせるパワーがあります。

 

ただし、何でもかんでも褒めれば良いってわけではありません。

 

きちんと相手の価値や魅力を見て、具体的にどんな所が、どう良いのか?詳細に伝えてあげる必要があります。

 

これは、一般的に良い所である必要はないです。一般的には欠点としてよく挙がることでも、あなたが良いと思えば、それで構いません。ただし、なぜ良いのかを説明することは必須です。

 

では、褒めるときの具体例を挙げますね。

具体的な褒め方

具体的な褒め方ですが、例えば、

 

「〇〇さんは、優しいですね」

 

こんな褒め方では、女性の心には響きません。

 

褒め言葉としてありきたりなので、社交辞令や適当に言ってるだけだと思われるからです。

 

「〇〇さん、僕が水こぼしたとき責めなかったですね。うわ~怒らせたかな?って思ったのに、怒るどころか、大丈夫?って気遣ってくれて。〇〇さんのそういうところ、素敵ですね」

 

こんな感じで、一緒にいたときの体験をベースに、あなたが良いなって感じたことを伝えるんです。

 

これなら完全オリジナルの褒め方で、良いと思った根拠も分かりやすく、女性の心に響きやすいはずです。

まとめ&おわりに

言葉にパワーを持たせる3つの秘策についてお話しました。

 

その3つとは、ポジティブな話をすること、情景が浮かぶ表現をすること、感情の話をすること。

 

そして、誉め言葉にも強いパワーがあります。

 

これらすべてに関して、いきなり実際の会話で使うのは難しいので、あらかじめ何度か練習しておくと良いです。

 

会話の達人になったあなたが、楽しい恋愛が出来るよう祈っています。

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