恋愛と友情の違い!好きの感情を区別するたった1つのポイント

 

恋愛と友情の違いって何だと思いますか?

 

恋愛の好きと友情の好き、それぞれの感情を区別するポイントがよく分からない時期が私にもありました。

「これって付き合う意味あるの?」

「友達のままで良いんじゃないの?」

 

仲が良い女性との関係で、そう感じる状況もありました。

 

しかし今は、割と明確に区別出来ています。

 

すべての人には適用出来ませんが、恋愛と友情を分ける私の基準をお話します。

 

あなたも悩んだときは、これを1つの基準として利用してみて下さい。

 

執筆者:九条竜也
恋愛アドバイザー、心理カウンセラー。14年の心理学の知識と経験をあなたにシェアします。実績(嫁)はプロフィール に掲載。

目次

恋愛と友情の違いを区別するポイント

私が恋愛と友情を区別するポイントは、性欲です。

 

ただ、「性欲」と言っても人によって受け取り方が違います。私の場合は、その女性に対して

 

キスや体の関係を持ちたいと思うか?

 

という部分で判断しています。

 

人としてすごく魅力的で、相手が異性だと恋愛関係に発展してしまいそうになります。

 

しかし、そんなとき

 

「この女性とキスや体の関係を持ちたいか?」

 

というのを、自分の感覚にリアルに聞いてみるんです。そこがYESなら恋愛、NOなら友情です。

 

男性には割と多いのですが、女性と出会った瞬間にYES/NOが判断出来たりします。

 

ただし、極まれにですが、最初NOでもYESに変化することもあります。これがあるから余計にややこしいことになるんですね。

 

私が大学時代に出会った女の子とそういうことがありました。

友情が恋愛に変わったとき

友情が恋愛に変わったことがあったんですよね。

 

その女の子は友達の彼女でしたし、外見的にも私の好みのタイプでは無かったので、恋愛感情は全くありませんでした。

 

ただ、いつも皆で遊んでいるうちに仲良くなって、友情は感じるようになったんです。

 

その後、その女の子は私の友人とは別れましたが、その時も私は特に何も感じませんでした。

 

しかし、さらに時が経つにつれ、いつの間にか女性として見るようになっていました。

 

恋愛対象じゃない状態から恋愛対象になるという現象は、生まれて初めての体験でした。そのため、好きだという認識は無かったです。

 

認めたくないというか、そんなはずないと思っていましたね。

 

だから結局その子には告白なんてしていませんし、アプローチも何もしていません。

 

でも今思うと、あれは確かに友情から恋愛に変わっていました。そのポイントは、やはり性欲のようなものですね。

 

友情のときは、触れたいとかキスしたいとか、そういう感情は全く無かったんです。

 

恋愛に変わってからは、そういうことをしたいという欲求がありました。

 

また、似ていますがこういう例もあります。

大好きだけど付き合いたくない

今でも仲が良い女友達で、こんな女性がいます。

 

一緒にいてすごく楽しくて、人間的にも素晴らしく、いつも一緒にいたい。

 

でも付き合いたいかと言うと、「NO」なんです。

 

私はその女性のことが大好きです。尊敬もしていて、絶対幸せになって欲しいし、傷付けるような人がいたら許せない。

 

「でも、幸せにしてあげるのは私ではない。」

 

そう感じます。

 

手をつないで一緒に歩くとか、キスするとか抱き合って眠るとか、そういうラブラブ感が想像出来ないんです。

 

いや、想像できないというか、したくない感じかもしれません。やはりそこが恋愛と友情の分かれ目ですね。

 

もし、あなたが、この感覚が分からないとすると、自分とつながっていないのかもしれません。

 

どういうことか分かりますか?

恋愛と友情の違いが分かるようになる方法

あなたは、自分が何を好きなのか分かりますか?

 

「そんなの当たり前だろ」

 

そう思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

 

今、何が食べたいですか?
どこへ行きたいですか?
将来どうなりたいですか?

 

パッと答えが出てきますか?

 

自分が好きなものを、どれくらい語れますか?

 

もしすぐに答えが出ないとしたら、それが恋愛と友情の違いが分からなくなる原因の1つです。

 

なぜそう言えるのかをお話します。

恋愛と友情が分からない原因

自分自身としっかりつながっていないと、恋愛と友情の区別も付きにくくなります。

 

自分とつながるというのは、自分の心や気持ちとつながるという意味です。

 

もっと分かりやすく言うと、自分が何を感じているのか、それがすぐに分かる状態にあるということです。

 

これが分からないと、

 

「おれはこの女性を恋愛対象として好きなのだろうか?」

 

ということも分かりにくいというわけです。

 

つまり、自分の感情とつながり、感じていることがすぐ分かるようになれば、恋愛と友情の違いも分かりやすくなってきます。そうなる為の練習の仕方も後でお伝えします。

 

でもその前に、好きが分からなくなる理由も知っておきましょう。

好きが分からなくなる理由

好きが分からなくなる理由は、親の影響である場合が多いです。

 

親の過保護です。

 

あなたが何をすべきか?
どんな学校へ行って、どんな友達を作るか?

 

親に指示されてきませんでしたか?

 

親があなたの着る服を買ってきて、将来何になって欲しいのかを語る。

 

あなたがやりたいこと否定する。あなたがやろうとすることをバカにする。

 

こんな環境で育ったら、自分の気持ちが分からなくなるのも当然です。

 

自分で決めなくても物事が進んで行きますし、主張すると否定されたりバカにされるわけですからね。

 

何も言わなくなります。自分を殺していきます。

 

そうしていくうちに、だんだんと何を感じているのかも分からなくなります。こうやって好きが分からなくなるんですね。

 

では、どうやったら分かるようになるのか?

自分とつながる練習

再び自分とつながる為に、出来ること。

 

それは、いつも意識して自分の心に問いかけていくことです。

 

「おれ、今何が飲みたいんだろう?」

 

自販機の前で自分に聞いてみて下さい。

 

「おれ、今何が食べたいんだろう?」

 

メニューを見ながら聞いてみて下さい。

 

自分が何を好きなのか分かりにくい人にとっては、この作業はかなりの苦痛です。

 

「どっちでもいいわ」

 

となってしまいがち。

 

明確な答えが出てこないので、適当に決めてしまいたくなります。

 

そこを意識して、出来るだけベストな選択を自分の心に聞くようにしてみましょう。

 

これを繰り返していくうちに、少しずつ自分の心を取り戻していきます。

恋愛と友情の違いまとめ

恋愛と友情の違いを区別するポイントは性欲でした。

 

もっと詳しく言うと、その人とキスや体の関係を持ちたいかどうかです。

 

そして、もし今あなたが、キスや体の関係を持ちたいか、それすらも分からないとしたら・・・それは、自分の気持ちとつながっていないからです。

 

親の過保護などの影響で、自分の好きが分からなくなっています。

 

そんなときは、日ごろから自分の感情とつながる練習をしましょう。

 

本来の自分を取り戻し、悩むことなく真っすぐな恋愛が出来るよう願っています。

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