元カノのせい?恋愛に自信が持てない3つの原因

 

恋愛に自信が無いと何をするにも怖いですし、うまくいかないことが多くなります。

 

自信が無くなる原因の1つは、エディプスコンプレックスという幼少期の体験。

 

そしてもう1つは、今まで生きてきた過程での経験です。

 

最後の3つ目は、2つ目に含まれるのですが、影響が大きいので別枠として扱う「失恋の経験」です。

 

失恋に関して心理学では、一番最初の傷が一番深いと言われています。恋愛で何度か失恋した経験があるなら、その中で最初に失恋したときの痛みが一番大きいということです。

 

私の場合も、一番最初に付き合った元カノとの恋愛で、やはり最も深い傷を負ったと感じます。

 

この最初の傷が、後にどのように影響してくるのか?

 

人が傷ついて自信が持てなくなる仕組みと、そうならないためにはどうしたら良いのか?これから解説させて頂きます。

 

ぜひマスターして、今後は自信をすぐに回復出来るようにしておきましょう。

 

執筆者:九条竜也
恋愛アドバイザー、心理カウンセラー。14年の心理学の知識と経験をあなたにシェアします。実績(嫁)はプロフィール に掲載。

恋愛に自信が持てない原因

恋愛に自信が無い原因の1つである、心理学の「エディプスコンプレックス」

 

これは幼少期に体験する、恋愛でライバルに負ける出来事です。

 

大人になった今、その経験は憶えていないのですが、大きな影響があるんです。

 

そして自信が無くなるもう1つの原因に、今まで生きてきた中で経験してきた失敗体験があります。

 

学校で、仕事で、遊びで、やってしまった大きな失敗。これが原因で悪循環が起こっています。

 

中でも特に、その悪循環が起こりやすいのが、3つ目として挙げた失恋の経験です。

 

まずはこの3つの原因を詳しく知ることで、自信が持てない仕組みを理解し、対策を立てられる状態にしましょう。

幼少期の恋愛体験

私が学んだ心理学の世界では、生まれて最初の恋愛相手は、異性の親だと言われています。

 

そして、ライバルは同性の親というわけです。

 

男性の場合は、母親を父親と取り合う形になるので、この話を初めて聞いたとき、正直私は気持ち悪かったです。

 

しかし、このときにライバルである父親に勝ったと感じているか?負けたと感じているか?で、その後の恋愛に自信を持てるかどうかが決まるのです。

 

勝ったか負けたかというのは、母親があなたと父親のどちらをより好きだったか?ということです。

 

実際、母親がどちらを好きだったかは関係なく、あなたがどちらだと感じていたかが重要です。

 

ここで負けたと感じている場合、自信が無くなってしまいます。

今までの人生経験

生まれてから今まで生きてきた中で...

 

自信を喪失するような経験があれば、失った自信を取り戻すのは容易ではないでしょう。

 

これは恋愛に限ったことではありません。

 

  • 試験に落ちた
  • 仕事で大きなミスをした
  • マラソン大会で最下位だった
  • いじめられていた

 

などなど、何でもいいのですが、あなたのショックが大きかった出来事です。

 

恋愛以外で自信を無くしても、恋愛に影響を及ぼします。その影響は、感覚が似ている場面で現れてきます。

 

「あのとき試験に落ちたように、彼女にも合格をもらえないに違いない」

 

あくまで感覚的な話ですが、このように感じて自信が持てなくなります。

 

何かで大きな失敗をすると、恋愛でも失敗すると感じるわけですね。

過去の失恋経験

また、失恋の場合は、一番最初の元カノとの失恋の傷が一番深いです。

 

その後の恋愛でも、その痛みのせいで自信が持てません。最初の傷が2回目以降の恋愛でも影響し、同じようなシチュエーションでまた痛み出すんです。

 

例えば、好きな人に告白したとします。

 

そのとき思いっきり振られて、ボロクソに言われ、深く傷ついたとしたら・・・

 

次の恋愛でも、告白することが物凄く怖くなってしまいますよね?とても自信なんて持てたもんじゃありません。

 

そして、怖くて自信も無いから、告白することが出来ない、つまり避けることになります。

 

すると、避けることによって、「告白に成功して、自信を取り戻す」というチャンスも失ってしまいますので、ずっと自信が無いままなのです。

 

まさに悪循環ですよね。

私の失恋の実例

私の場合は、最初の元カノに振られた恋愛が、あまりにも苦しすぎました。

 

特に凄いことが起こったわけではなく、ただの失恋なのですが、私にとっては死にたくなるほどつらかったのです。

 

そして、後から分かったことなのですが、こんなに耐え難い苦しみを体験せずに済む方法は、もう二度と好きな人を作らないことだと当時の私は感じたようです。

 

意識では「彼女欲しいなぁ」と思っていても、潜在意識や無意識が「もう無理!」「やめとけ!」と言っている状態。

 

そうすると、「好きな人が出来ない」という現実がやってきます。

 

そして、好きな人が出来ないと恋愛が出来ません。恋愛が出来ないと成功経験も得られないので、ずっと自信が持てません。恋愛で大失敗したままの状態ですからね。

 

結局私は、そのまま大人になって、好きでもない人と付き合い、その後好きになってしまいます。

 

しかし、自信が無いままなので、またもや大失恋・・・

 

自信が無いから、また振られるんじゃないかと恐れ、その恐れから束縛したり文句を言うことが増え、やっぱり振られたというわけです。あの耐え難い苦しみを、また味わうこととなったのです。

 

でも実はこれって、最初の失恋の痛みを思い出しているだけなんですよね。

 

最初の痛みをきちんと癒していないから、同じ場面に出くわしたときにまた怖くなります。

 

ですので、自信を失ったときの傷を癒しておくことが大切になってきます。

失った自信を回復させておく

このような、自信が無いことによる悪循環を断ち切るには、心に傷を負った後に、きちんと回復させておくべきです。

 

そして、回復させるにはまず知っておいて欲しいことがあります。

 

それは、どんなに傷付く体験をしたとしても、あなたの価値や魅力は減ったり無くなったりはしないということ。ただ、自分には価値が無いと、そう感じるようになってしまっただけ。

 

あなたは、何か大きな失敗をしたかもしれません。しかし、「失敗は成功のもと」とも言われますし、失敗したらそこから学び、修正すればいいだけの話なのです。

 

っというわけで、しっかり自信を回復させておきましょう。

 

ここから順番に読み進めて、実習をやってみてください。

過去の出来事を思い出す

あなたが傷付いたり、自信を無くしたと感じる出来事を思い出して下さい。

 

つらいかもしれませんが、そのときの感情を再びしっかり感じてみましょう。当時のあなたは、どんな感じでしたか?

 

悲しい、苦しい、しんどい、悔しい、寂しい、恥ずかしい、腹が立つなど。その感情を、わざと大げさなくらいに感じてみて下さい。

 

目を閉じて、当時の光景を思い出しながら、あなたの気持ちをイメージの中でぶつけます。

 

「それは言いすぎだろ!めっちゃ悲しかったわ!」

「頑張ったのに駄目だった。悔しくて仕方が無かった・・・」

 

出来たら、声に出して言ってくださいね。

 

涙が出そうになったら、我慢しないで泣いて下さい。声を出して泣いても、一人の部屋でやれば恥ずかしいことではないです。

痛みから学んだことを見つける

少しスッキリした感じがしたら、今度はそのツライ出来事から何を学んだか考えます。

 

その出来事を、未来に活かすとしたら、どう活かせるのか?

 

例えば、先ほどのように、告白でボロクソに振られたとしたら・・・

 

  • あまりにひどかったから、他の人が優しく感じるようになった
  • 同じように振られた人の気持ちがよく分かるようになった
  • ハッキリ言ってくれたから、自分のどこが悪いのか分かった

 

若干無理矢理でも構いません。

 

あなたのつらかった体験を、未来のために意味のある貴重な体験に変えるのです。

 

過去に起こった出来事自体を変えることは出来なくとも、その出来事が、あなたにとってどんな出来事だったのかは変えることが出来ます。

相手に感謝して手放す

元カノなど、あなたを傷つけた相手を恨んでいることは、その痛みにしがみ付いている事になってしまいます。

 

相手のために許すのではなく、自分のために相手を許すんです。

 

上記のような学びをくれてありがとう、成長させてくれてありがとうと感謝して相手や出来事を手放します。

 

ポジティブなイメージとまではいかなくとも、以前より、その出来事に対する興味が薄くなるだけでも大分違ってきます。「卒業」のようなイメージですね。

 

もうこれ以上、その出来事を使って、自分自身を前に進めないようにする事をやめるのです。

まとめ&おわりに

恋愛に自信が持てないのには、以下の3つの原因がありました。

 

  1. エディプスコンプレックスという幼少期の体験
  2. 今までの人生で失敗した経験
  3. 過去の失恋経験

 

特に、一番最初の元カノとの失恋経験は、多大な影響を受けている可能性が高いと言えます。

 

そして、自信を付ける為のチャレンジを避けてしまう、そんな悪循環を断ち切るには、過去の傷を癒すことが先決です。

 

その方法も、実習形式で提案させて頂きました。何かしら、過去に自信が持てなくなるような出来事があれば、ぜひ実践してみてください。

 

自信と勇気を持って、前に進んで行くあなたを私は応援しています。

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