「あの人みたいにうまく会話できない」
「おれもあんな顔だったらなぁ・・・」
「痩せればマシになるはずだけど痩せれない」
そんな劣等感から自信を無くし、恋愛がうまくいかなくなることがあります。
でも実はモテモテのあいつも、あのイケメンも、ジャニーズさえも劣等感は持っているのです。
あなたの劣等感は、あって当たり前のもの。それを必死で解消するよりも、もっと簡単に恋愛がうまくいく方法があります。
それは、少しずつ経験を積んでレベルアップしていくことです。
「その経験が積めねーからこうなってんだよ!」
そう思ったあなたは、この記事をぜひ最後まで読んでみて下さい。
劣等感がそんなに気にならなくなり、恋愛経験を積み、恋人が出来やすくなるはずです。
劣等感は解消しようとせず受け入れる
冒頭で触れた通り、劣等感は誰もが持っていて当たり前の感情です。
人それぞれ劣等感を感じる部分は違っていて、誰かにとって羨ましい部分が、他の誰かにとっては劣等感になっていたりします。っということは、つまり劣等感は「個性」と言えるのではないでしょうか?
あなたが劣等感を感じているところを「それめっちゃイイやん」って言ってくれる人がいるかもしれないのです。
また、心理学の師匠がよく言っていたことは、
っということです。
あなたがどうしても愛せない、自分の劣等感を感じる部分。それは、あなたの恋人になる人が愛してくれるという意味です。
ですので、その劣等感を解消しようとするのではなく、それもあなたの大切な一部だと受け入れ、そのままのあなたで勝負するのです。
劣等感とは、他人より劣っていると感じること。
他人より劣っている部分が1つも無いなんて、そんな人いないですよね?
今気になっている、あなたの劣等感。たとえそれを解消出来たとしても、また新たな劣等感が生まれるに違いありません。
それなら苦労して解消してもキリが無いですし、ありのままの自分を受け入れた方が効率的です。
劣等感を受け入れている人たち
では、受け入れると、どうなるのか?
太っていることを売りにしている、芸人さんを思い浮かべてみて下さい。
通常、太っていることは劣等感となり得ることで、たくさんの人が痩せる努力をしています。
しかし、伊集院光さんや石塚英彦さんのような芸人さんは、太っていることを受け入れ、どれだけ人にデブと言われようが、逆にそれをネタにして人を笑わせようとしますよね。
そうすると、「面白いヤツ」「憎めないヤツ」って感じます。
もし、彼らが「デブって言うんじゃねぇ!」って本気で怒ったら、私たちはどんな感じがするのでしょうか?
「怒るなら痩せろよ・・・」
「本当のことだろ」
こんな感じで、「なんか嫌なヤツ」って思いますよね。
劣等感を受け入れていると、自分も楽で印象も良くなり、否定していると自分も苦しく印象も悪くなる。
受け入れているかどうかって、そういうことなんです。
強い劣等感で苦しんだ私
私は鼻が異様に高いのですが、そのことに小さい頃から物凄く劣等感を感じていました。
ある日、学校から帰る途中、すれ違った女子高生の2人組に「つけっ鼻・・・」と言われ、クスクス笑われたのです。
見ず知らずの人にまで、こんなふうに言われ、恥ずかしさと悔しさで恐らく顔は真っ赤だったことでしょう。
小学生時代の出来事を、いまだに覚えてる時点で、相当傷ついたんだなと自己分析できます・・・
そして私はアレルギー性鼻炎も持っていたので、
「こんな鼻、あっても悪いことしかない」
「ちぎってやろうか・・・」
こんなことまで思ったりしました。それくらい強い劣等感に悩まされていたんですね。
誰かが「鼻高い!カッコイイね!」って言ってくれても、「バカにしやがって・・・」「心の中で笑ってやがるんだな」そんなふうにしか思えず、約20年以上も問題の種になっていました。
心理学による気付き
それが、心理学を学んだことで、
「あれ?これは自分が鼻にネガティブなイメージを持っているから、本当に褒めてくれているときも、悪い方に受け取っているのかも?」
そう考えるようになりました。そして、実際に褒めてくれた人に聞きに行ったんです。
「ほんとにカッコイイと思う?ほんとにほんと?」
そうやってしつこく聞きました。すると、その人は真っ直ぐ私の目を見て
「ほんとだよ。私なんかぺっちゃんこだから、羨ましいよ・・・」
っと言いました。とてもウソを言っているようには見えませんでした。そのおかげで私は、
「ひょっとしたら、外人っぽくてカッコイイのかも?」
っと少し思えるようになってきて、だんだん劣等感が薄らいでいきました。そして、そのうちに、
「変だと思う人もいるかもしれないけど、カッコイイと思う人もいる」
そう思うようになり、この鼻を受け入れることが出来たのです。受け入れることが出来ると、すごく楽になりました。
「頭を押すと、鼻からお湯出てくるで~」
自分の鼻をポットの口に見立てて、こんな冗談まで言えるようになり、ネタにしてしまいました。
鼻に劣等感を感じていた頃は、皆がバカにしているように感じて傷つくし、腹が立つし、人にもキツく当たっていました。
それが、受け入れたことにより、傷付かないし、腹も立たないし、人にも好かれるようになったのです。
恋愛に自信をつける方法
小手先のテクニックでは、本物の自信をつけることは出来ません。
ちょっと勇気がいりますし、面倒に感じるかもしれませんが、経験を積むことこそが本物の自信をつける最短の道です。
イケメンは失敗していないと思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。誰でも失敗して成長していくのです。
どれだけイケメンだろうと、それ以上の美女に、こてんぱんにされたりします。結局、好きになった人に好かれないと意味ないので、同じなんです。
ただ違うのは、イケメンたちは女性の方から勝手に寄ってきて、自動的に経験を積んでいくことが出来ること。また、自分好みの女性だけを選り好みして、恋愛経験を積んでいけること。
一般人の私たちは、それではダメです。経験値が上がっていかないのは選り好みしているから、というのが一因になっています。
いきなり恋人を作ろうとするから、ハードルが高過ぎて経験すら積むことが出来ず、傷つく出来事ばかりが増えていってしまうのです。
恋愛経験の積み方
私は元々、女性と会話することすら出来ない人間でした。
ですので、女性と会話する練習から始め、まともに会話出来るようになるまで12年ほどかかりました。
その後、デートの仕方や距離を縮める方法など、恋人を作るより前の段階に膨大な時間を費やし、今思うことがあります。
それは、とにかく経験を積むことが大切だということ。
そして出来れば、経験を積む相手は本命の女性じゃない方が良いです。
本命の方が、よりリアルな経験を積むことが出来ますが、失敗する可能性が高く、ダメージも大きいからです。
「急がば回れ」
まずは経験を積むことだけを考えて、どんな女性とも仲良くし、デートをしたり、今までより少しずつ深い関係へと進めてみて下さい。それが結局は自信をつける最短の道なのです。
恋愛は、どこまで経験を積んでも終わりはありません。
しかし、このように、たくさんの女性と関わっていくうちに、あなたの女性の好みが明確になっていったり、自然に誰かと恋愛関係になったりして、気付いたら恋人がいたりするんです。
まとめ&おわりに
劣等感は、誰でも持っている当たり前の感情です。
それを解消するために努力するよりも、自分の全てを丸ごと受け入れた方が効率的です。
受け入れることが出来ると自分も楽ですし人にも好かれるようになります。
そして恋愛に自信をつけるためには、相手を問わず、とにかく経験を積むことが大切で、選り好みせず、どんな女性とも近づき、仲良くしていくこと。
まずは経験を積むことだけにフォーカスしてみて下さい。
あなたが素敵な女性を見つけ、幸せな恋愛が出来るよう祈っています。