恋愛と結婚は別物?ホンモノの幸せを掴む3つの秘訣

 

「好きなだけで結婚すべきではない」

 

そう言って、恋愛と結婚は別物だと考える人は多いですよね。

 

世の中には、恋愛は出来ても結婚は出来ない人がいたり、恋愛中の恋人を捨てて、別の人と突然結婚したりする人もいます。

 

恋愛と結婚は別物だと考え、好きな人と別れて、共同生活に適した人を選んだ方が良いのでしょうか?

 

その答えは、「半分NO」という感じです。

 

恋愛と結婚は、確かに同じではありません。

 

しかし、幸せな結婚をする為には、単純に生活だけ考えれば良いという訳でもないのです。

 

結婚について考えるとき、どうしたらホンモノの幸せを掴むことが出来るのか?その考え方の秘訣を、ここでは3つお話させて頂きます。

 

これであなたも、葛藤して苦しむことは少なくなるはずです。

 

執筆者:九条竜也
恋愛アドバイザー、心理カウンセラー。14年の心理学の知識と経験をあなたにシェアします。実績(嫁)はプロフィール に掲載。

目次

恋愛と結婚は別物?

恋愛と結婚は別物なのでしょうか?

 

恋愛の定義が人によって違いますので、難しいところです。

 

しかし「恋愛と結婚は別物なのか?」という問題は、

 

  1. 結婚したら恋愛は終わってしまうのか?
  2. ある日恋愛をやめて結婚相手を探すべきなのか?
  3. 恋愛せずに結婚しても良いのだろうか?

 

などの疑問から出てくるのではないでしょうか。

 

そうすると、これらの疑問を解消していくことで、恋愛と結婚が別物なのかという問題も解決するはず。

 

今からここで1つずつ考えていきます。

結婚したら恋愛は終わり?

多くの人が、結婚したら恋愛は終わりというイメージがあるようです。

 

彼女とは家族になって、子供のお父さんにもなり、責任も一気に重くなってきます。

 

「恋愛という雰囲気ではない」

 

そう感じてしまうかもしれません。

 

また、結婚することを「落ち着く」と表現する事があります。

 

「お前もそろそろ落ち着けよ」

 

結婚したらどうかというのを、こういう言い方をすることがよくありますよね。

 

恋愛=遊び 結婚=本気

 

みたいなイメージでしょうか?

 

しかし、これらのイメージというのは、両親や世間の影響で作られたものです。

 

両親がラブラブだった家庭なら、「結婚と恋愛は別物」なんて感覚は無いでしょう。

 

別に結婚したからと言って、恋愛をやめる必要は無いのです。

 

イメージなんか無視して、あなたの好きなように恋愛して下さい。ただし、奥さんとですよ。

恋愛相手と結婚相手は別に探す?

恋愛と結婚の相手を別だと考える。

 

これは人によっては必要かもしれません。

 

私としては、最初から結婚を考えられないような人とは付き合うこともないので関係ありません。

 

しかし若いうちは、そこまで考えていない人が多いですよね。

 

最初は軽い気持ちで付き合って、気付いたら、もう結婚する年齢になっていた。

 

そんなとき、彼女と結婚するのか?それとも、結婚相手を別に探すのか?

 

この答えを見つける為には、あなたの人生についてもよく考えなくてはいけません。

 

あなたにとっての幸せとは何なのか?夢は何?絶対にゆずれないことは?今の彼女と結婚して、それが叶いますか?

 

彼女の夢や結婚生活の希望も聞いてみて、お互いに歩み寄っていく事は出来るのでしょうか。

 

あなた一人で結論を出す前に、二人でよく話し合った方が良いでしょう。

 

その上で、どうしても無理、上手く行かないということであれば、すぐにでもお別れして別の女性を探すべきですね。

恋愛せずに結婚しても良い?

恋愛経験が無いけど結婚したい。もしくは、恋愛はめんどくさいけど、結婚はしたい。

 

そんな人は、「恋愛をすっ飛ばして結婚したい」そう考えるかもしれませんね。

 

恋愛と結婚が別物だと考えれば、すっ飛ばしても問題無いという事になりますからね。

 

では、まず経験が無いことを気にしている場合。

 

これは全く気にする必要がありません。

 

細かい事を色々考える必要は無く、相手を真剣に愛する事だけ考えれば良いからです。

 

そこだけにフォーカスしていれば、経験の有無なんてあまり関係無いと言えます。経験が有っても、結局それが出来ないからですね。

 

次に、恋愛がめんどくさいけど結婚したい場合です。

 

このパターンは、結婚する相手とよく話し合う必要がありますね。

 

相手もあなたと同じようなタイプなら、きっと上手く行くのではないでしょうか。

 

しかし、そうではない場合。結婚生活をしていく上で、

 

「もっとラブラブになりたい」
「結婚してからも、たくさん恋愛したい」

 

このような要望が出てくる可能性があります。

 

相手の希望を無視していると、いずれは離婚などの問題に発展していきます。恋愛したい女性とは、結婚すべきではないでしょう。

 

では次に、結婚で幸せを掴むための秘訣もお話します。

結婚で幸せを掴む3つの秘訣

結婚について周りの人たちに質問すると、皆色々なことを言ってきますよね。

 

既婚者でパートナーとの関係が冷めている人は、「愛なんてすぐ無くなるから、お金が大事だよ」と言ったりします。

 

他には、

 

  • 「顔だけで選んだけど、後悔してないよ」
  • 「価値観が合う人にすべきだよ」
  • 「性格がぴったりな人が良いよ」

 

などなど、色々あり過ぎて、余計分からなくなってきます。

 

人に聞くと、その人の価値観で答えてきますので、結局自分で考えるしかありません。

 

そこで、ここからは、幸せを掴む考え方として、次の3つの重要な秘訣をお伝えしていきます。

 

  1. 自分にとっての幸せは何か?を考える
  2. 好きだという気持ちも大切にする
  3. 無意識と意識を一致させる

 

上から順に詳しく説明していきますので、各項目で1度立ち止まって、じっくり考えてみて下さい。

自分にとっての幸せは何か?

世間では、結婚=幸せというイメージがあります。

 

そうすると、結婚しない=不幸のような気がして、なんとか結婚しなければと、結婚が目的になってしまうことがあります。

 

しかし結婚は、幸せになる為の手段の1つでしかありません。

 

目的は、あなたが幸せになることですので、結婚しない方が幸せなら、別に結婚する必要は無いのです。

 

大切なのは、あなたにとっての幸せとは何か?ということです。

 

「結婚しなければいけない」という社会に植えつけられた概念をいったん横に置いて、あなたにとっての幸せについて、じっくり考えてみて下さい。

 

それでも「結婚したい」と思えば、もちろん、結婚したら良いんです。

 

あなたは、どんなときが楽しいですか?何をしているときに幸せを感じますか?

 

「よく分からない・・・」
「何も出てこない・・・」

 

そんなときは、子供の頃のことを思い出してみて下さい。

 

幼稚園、小学校、中学校、高校・・・子供の頃、夢中になっていたものは何ですか?

 

そこにあなたの幸せのヒントがあるかもしれません。

好きだという気持ちも大切

恋愛と結婚は別物だからと言って、好きでも無い人と結婚すべきではありません。

 

あなたの「好き」という感覚も必要です。

 

確かに世間の既婚者の方々が言うように、数年もすればドキドキ感はほとんどの人が消えます。

 

でも、最初から好きでなかったのとは訳が違うんです。

 

好きで結婚したなら、相手に対する罪悪感も無いですし、ラブラブ時代にはたくさん愛を送ることが出来ます。

 

好きじゃない人と結婚して罪悪感があると、相手に何かしてあげることが補償行為になってしまいます。

 

補償行為というのは、こんな感じです。

 

「好きでもないのに結婚してごめんなさい。代わりに、○○してあげます」

 

愛情からではなく、埋め合わせとして何かしてあげるんです。

 

愛情なら、相手が喜んでくれたら、あなたも凄く嬉しくなりますよね?でも補償行為だと、

 

「ふぅ、なんとかごまかせてるかな・・・」

 

こんな気持ちしか残らないのです。

 

好きで結婚した相手なら、いずれ消えると言われるドキドキ感を取り戻すことも出来ます。

 

また、より深い愛で結ばれることも可能なのです。

 

「結婚に愛なんて必要ない」

 

そう言っている人たちは、やり方が分からないだけなんですよね。

 

幸せな結婚にするためには、あなたの好きな気持ちを大切にして下さい。

無意識と意識を一致させる

  • 「いつも恋人に浮気される・・・」
  • 「お付き合いまで、なかなか進まない」
  • 「本命が他にいるパターンが多い」

 

望んでいないのに、この様になってしまう人は、「潜在意識や無意識」と「顕在意識(意識出来る心の領域)」が一致していない場合が多くあります。

 

意識では幸せな恋愛がしたいと思っているのに、無意識では振られることを望んでいる。そんなことが、実際にあるんです。

 

心理学の世界では、意識出来る心の領域は、全体の3%以下だと言われています。残りの97%以上が、潜在意識や無意識です。

 

意識よりも無意識の方が、はるかにパワーが強いので、どんなに強く意識しても無意識には負けてしまいます。

 

これが不幸な繰り返しパターンを作り出しているんですね。

 

ですので、あなたが意識で望んでいる恋愛を、無意識にもインプットすることが必要です。

 

では、その方法をお伝えしていきます。

あなたに起こる出来事は全て望んだ事

意識と無意識を一致させるには、ちょっと嫌な考え方が必要になります。

 

それは、全ての出来事は自分の責任だという考え方です。

 

心理学で「アカウンタビリティ」とも言うのですが、良い事も悪い事も、あなたに起こる出来事は全て、あなたが望んでいて起きた出来事だということです。

 

「なんでこんなツライ目にあうんだ・・・」

 

そう思うような失恋も、望んだこと。

 

そう言われると、「ふざけるな!!」って思うかもしれません。しかし、こう考えてみて下さい。

 

もし、あなたの責任ではないとしたら、これからも何が起こるかは運次第ということになりますよね?

 

良い事が起こるか、悪い事が起こるか、あなたにはどうしようも無いので、良い事が起こるように祈ることしか出来ません。

 

それがもし、全ての責任があなたにあるとしたら、これから何が起こるかは、あなたが選ぶことが出来るということです。

 

ツライ失恋が嫌なら、幸せな恋愛を選択出来るのです。

無意識を書き換える具体的な方法

無意識を変えるには、まず現状を受け入れて下さい。

 

現状が理不尽な状況でも、苦しい状況でも、「無意識で自分が望んでいたんだなぁ・・・」そう思ってみて下さい。

 

そして、「なぜこれを望んでいたのだろう?」っということをじっくり考えてみて下さい。

 

意識では望んでいなかったはずだけど、考えてみると意外な理由が見つかったりします。その理由が分かれば、書き換えることが出来ます。

 

そうやって出てくる理由というのは、大抵、あなたの過去のネガティブな体験から生まれています。

 

例えば、

 

過去に大失恋をして死ぬほど苦しかった → 「恋愛をすると苦しむ」と無意識にインプットされる → 時間が経ち、意識は失恋を忘れ、恋人が欲しいと思う → しかし無意識が「やめとけ~苦しむぞ~」と邪魔をする → 恋人が欲しいのに、出来ないという現実が作られる

 

こんな感じになります。

 

恋人が出来ないことを無意識が望んでいたのは、「過去の失恋があまりにも苦しかったから」ということです。この場合、原因となっている過去の失恋を癒します。

 

当時に感じ切れなかった感情を全て感じ切って、ポジティブなイメージに書き換えるんです。

 

あなたが望んでいない現状の全てに対して、この流れを繰り返していくことで、無意識と意識は一致していきます。

恋愛と結婚は別物?のまとめ

「恋愛と結婚は別物」と言われると、好きな人と結婚すべきではない気がしてしまいます。

 

しかし、そういう訳ではありません。

 

結婚は、恋愛よりも考えなければいけないことが少し多いだけです。

 

そこで、幸せな結婚をするための3つの秘訣をお伝えしました。

 

  1. 自分にとっての幸せは何か?を決めること
  2. あなたの「好き」という気持ちも大切にすること
  3. 無意識と意識を一致させること

 

特に3つ目は、ちょっと難しい部分もあるので、より詳しく書かせて頂きました。

 

全てあなたにとって凄く大切なことです。時間を作って、じっくりと考えてみて下さいね。

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