結婚相手の条件は3つ!依存と自立を超えた関係

 

あなたが結婚相手に求める条件には何がありますか?

 

外見でしょうか?
料理の上手さでしょうか?

 

それは人によって様々ですが、迷ったとき考えて欲しいことが3つあります。

 

この3つの条件を満たしている相手か?それを基準に考えることで、良い結婚がしやすくなります。

 

どんな条件なのか?この記事に書いておきますので、ぜひ参考にして下さい。

 

執筆者:九条竜也
恋愛アドバイザー、心理カウンセラー。14年の心理学の知識と経験をあなたにシェアします。実績(嫁)はプロフィール に掲載。

目次

結婚相手の条件3つ

結婚相手としてふさわしいのかどうか?

 

それを考えたとき、以下の3つの条件に関して、自分の心に聞いてみて欲しいのです。

 

  1. この人に幸せにして欲しいと思うか
  2. この人を幸せにしたいと思うか
  3. この人と一緒に幸せになりたいと思うか

 

「なんだそりゃ?3つとも一緒じゃねーの?」

 

って思うかもしれませんが、ちょっと違います。これには、心理学の「依存」「自立」「相互依存」が関係しています。

 

1.が依存、2.が自立、3.が相互依存といった感じで、3つ全てを満たしているのが理想です。

 

依存や自立は聞いたことがあるかもしれません。

 

ただ、心理学用語だと若干意味が違ってくる所もありますので、ここでそれぞれ簡単に説明しておきます。

依存

まずは1.の依存について。

 

依存というのは、恋人に何かしてもらう側、受け取る側というイメージです。

 

男女関係では、

 

「より強く惚れてる側」

 

が依存側となります。どちらかと言うと立場が弱い側ですね。

自立

反対に自立は相手に与える側

 

また、あなたの恋人が

 

「いつ別れてもいいよ」

 

という態度の場合、あなたが依存側で相手が自立側と言えます。

 

一般社会のイメージでは、依存が悪くて自立が良いという、なんとなくそんなイメージがあります。

 

でも、これ自体に良い悪いはありません。

相互依存

相互依存は目指すべき関係性です。

 

恋人とお互いに依存と自立を自由に行き来できて、時と場合によって、与えたり与えられたり。

 

二人とも家事はするけど、料理は奥さんに頼って、洗い物は自分がやるみたいな。

 

一方に偏ることなく愛情が循環するので上手く行きやすいのです。

 

結婚生活はこうありたいですね。

3つの条件を満たしていないとき

3つの条件を満たしているか想像してみましたか?

 

依存と自立をいつでも交代出来れば良いのですが、問題なのはどちらか一方で固定された関係です。

 

あなたはいつも色んなことをしてもらう側。彼女がいつもしてくれる側。

 

デートでどこへ行くのかを決め、泊まる所、交通手段、ランチなども、なんでも彼女が手配してくれる。

 

こんな状態は、いずれ破綻してしまうことが多いです。

与える側の気持ち

ずっと与える側ばかりだと、もらう喜びが分かりません。

 

もらう喜びが分からないと、与えても無意味な感じがしてきます。

 

喜びが分からないので、何かしてあげても相手が嬉しいとは思えないのです。

 

喜んでいる姿を見ても、頭では喜んでいると分かっても、リアルにハートで感じない。

 

また、ずっと与える側が続くと・・・

 

「いつも自分ばっかりあげている」

 

という不満がたまって、ある日そう思ってしまうと関係がだんだん壊れていきます。

 

彼女(もうしてあげるのやめよう)

ぼく「なんでしてくれないの?」

彼女「いつもあたしばっかじゃん」

ぼく(なんか冷たい・・・もう終わりかな 泣)

 

与える側の気持ちになって考えてみると、この言い分も納得できます。

 

しかしもらう側からすると、単純に冷たくなっただけに感じてしまうものです。

受け取る側の気持ち

受け取る側はどんな心理なのでしょう?

 

もらう側の人は、自分には相手に与えるものなんて何もないと思っていることが多くあります。

 

つまり、自分が何かしてあげて、相手が喜ぶとは思っていないということです。

 

ですので、そもそも与えるという発想すら無い場合もよくあります。

 

もらう側は得のような気がしますが、損得で言うと、どちらもそんなに変わらず、もらう側はもらう側でつらくなってくるんです。

 

何がつらいかというと、1つは無価値感を強くしていくという点です。

 

無価値感というのは、自分なんて価値が無い、いても意味が無い、何の役にも立てないという気持ち。

 

無価値感が強くなるということは、

 

「彼女はすごい、でもオレは全然ダメだ」

 

という気持ちが強くなっていくということです。

 

そうすると・・・

 

(なんでオレなんかを選んだんだろう?)

(周りにもっとイイ男がいっぱいいるよな・・・)

(いつか他の人のところへ行ってしまうに違いない!)

(不安・・・そうならないように阻止せねば!)

 

となって、束縛するようになったり、とにかくネガティブなことばかり考えるようになり、関係性が壊れていくことが多いというわけですね。

3つの条件を満たすために

そこで結婚相手の条件として挙げた3つ。

 

これらを全て満たすということは、相互依存の関係を築きやすいか、もしくは築いていこうという気持ちになれる相手ということになります。

 

相互依存というのは、先ほどの自立(与える側)と依存(もらう側)の関係を、お互い自由に行き来できる関係だとお話しました。

 

ある部分では相手に頼り、別の部分では頼られるような関係。これが結婚生活をうまくいかせるためには重要になってきます。

 

一度この3つの条件について自分の胸に聞いてみて下さい。

 

もし、1.が違うなって感じたら、あなたは与え過ぎです。相手に与えてもらえるよう、恋人に「頼る」ということをして下さい。

 

2.が違うなって感じたら、あなたはもらい過ぎです。これからは恋人のために何かしてあげるように意識して下さい。

 

3.が違うなって感じたら、もっと恋人に与え与えられ愛を深めていってください。心理的距離を縮めたり、絆を作っていってください。

まとめ&おわりに

結婚相手の3つの条件は、

 

  1. この人に幸せにして欲しいと思うか
  2. この人を幸せにしたいと思うか
  3. この人と一緒に幸せになりたいと思うか

 

でした。

 

これらを全て満たしていなければ、結婚相手としてふさわしくないので、今すぐ別れましょうということではありません。

 

これらを満たせるように恋人との関係を見直しましょう。

 

結婚後により良い生活が出来るように、今のうちから準備していきましょうということです。

 

あなたが幸せな結婚を出来ますように。

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