恋愛で冷めるとき、女性はどんな心理になるのか?
これは、基本的には男性と変わりません。
冷める「理由」というのは、男女に違いはありますが・・・
では、人はどのようにして冷めていくのでしょうか?恋愛を「失恋」に変えないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?
この記事では、恋愛で冷めるときの心理だけでなく、冷めさせないようにする方法も解説していきます。
恋愛心理を詳しく知り、より深い愛情で結ばれる関係を作っていきましょう。
恋愛で冷めるときの心理
恋愛で冷めるときの心理にも色々あります。
例えばここでは、
- 飽きる
- 諦める
- ロマンスの終わり
の3つについてお伝えしていきます。
冷めさせないようにする対策や私の実体験なども交えて詳しく説明しますね。
ぜひマスターして、あなたの恋愛に役立てて下さい。
飽きて冷める心理
まずは飽きて冷めるときの心理です。
出会ったばかりの頃は、相手がどんな人か分かりません。
そこで人は、今まで出会った誰かを「投影」し、「きっとこういう人だろう」と決めつけます。
しかし、実際にその人と接していると、最初の頃に決め付けた「こういう人」とは違った部分がある事が分かってきます。
「つまらなそうな人だと思ったけど、すごく面白い人だった!」
「大人しいと思ってたのに、あんな事するなんて・・・」
こういう体験が新鮮で楽しく、興味が強くなったり、好きになっていったりします。
これが一生続けば良いのですが、当然すぐにネタは尽きて、新発見も無くなってきます。すると、飽きてくるんですよね。いわゆる「マンネリ」みたいな心理です。
出会った頃にデートした場所も、
「あんな所に連れてってもらったの初めて!」
と感動していた女性が、
「またあそこかよ・・・」
になってくるわけです。
想い出の場所なのに悲しい話ですが、頻繁に行っていると、いつかはそうなります。
では、女性を冷めさせないようにするには、どうしたら良いのか?マンネリを回避する方法は?
女性を冷めさせない方法
女性を冷めさせない方法は、変化し続ける事です。
どんどん新しい事にチャレンジし、あなた自身が変化し続けるんです。
私たちは、誰かとしばらく一緒に過ごしていると、相手の事を分かった気になってしまいます。実際はそんな簡単に分かるものではないのですが、
「この人は気が小さくて、真面目で、でも怒りっぽい所があるんだよね」
みたいな感じで、人を判断します。
判断出来ると心理的に安心感はありますが、次第にマンネリに陥っていくことになるのです。
しかし、あなた自身が変化していくことで、ずっと新しい発見を与えることが出来ます。変化とは、具体的には、
- 仕事に対してやる気を出し始めた
- 「好き」を伝えるようになった
- 話をたくさんするようになった
などなど、何でもいいんです。
「あれ?なんか変わった・・」
そう思われるように、今までとはちょっと違った何かに挑戦します。
これで飽きて冷めることは激減するはずです。
諦めて冷める心理
次に、諦めて冷めるときの心理です。
恋愛に一生懸命頑張ったけど、上手く行かずに燃え尽きるパターンですね。
「こうしたら、きっと好きになってもらえるはず」
そう思うことを色々やっていくのですが、すべて上手く行かず、もう手が無くなったとき。
少しずつ効果が出てきていると思っていたのに、一瞬で元に戻ってしまったと感じたとき。
「あ~もう絶対無理だ!や~めた!」
って感じで冷める心理です。
私が実際に体験したのも、これと似た心理で、血の気が引くような感覚がありました。
私が冷めたとき
私は2度目の離婚のときに体験しました。
それまで、一度好きになった女性に対して「冷める」という事は一回もありませんでした。
生まれてからその時まで、過去に好きになった女性は好きなままで、振られても嫌いになる事は無かったんです。
それが、初めて冷めました。
トータルで約8年くらい頑張ったのに、「また離婚したい」という言葉を聞いた瞬間、サーーーっと冷めていくのが分かりました。
「そっか、分かった。いいよ」
私はあっさり返事していました。
浮気を繰り返す妻に3年頑張って結局離婚し、離婚後も5年頑張って再婚したのに・・・
しかも相手から「再婚したい」と言ってきたのに・・・
完全に心が折れた瞬間だったんですね。
必ずやってくる冷める日
ラブラブな時期が永遠に続くことはありません。
付き合いだしてすぐは心理学的に「ロマンスの時期」と言って、相手の事を比較的、何でも受け入れる事が出来る「あばたもえくぼ」状態です。
※あばたもえくぼとは、好きな人なら欠点さえも良く見えることの例えです。
しかしそれも必ず冷めるんです。期間に差はあれど、だいたい3年以内には終わりますね。
これは何が起こるのかと言うと、お互い「素」が出てきて、ギクシャクしてくるんです。
ロマンスの時期では、嫌われる恐れや愛されたい気持ちから、色々我慢して「良い男」「良い女」を演じます。
しかし慣れてくると、徐々に本来の自分が出てきます。
「これくらいしても、嫌われないだろう」
という感覚が分かってくるんですね。
また、ずっと頑張っているのはしんどいという心理もあります。
今まで毎回彼女の家まで送り迎えしていたけど、今日は駅まででいいかな?とかやりだすんです。すると彼女の方は、
「あれ?なんか冷たい・・・」
「最近私の言う事聞いてくれなくなってきた」
などと感じるようになってきて、不満がたまり始めます。そして近々、あなたにその不満をぶつけてきます。すると、あなたの方も、
「今まで色々してあげてきたのに!」
「おれだって休みたい時もあるよ!」
という怒りが沸き、ケンカに発展したりします。このあたりから、
「思ってたような人ではなかった」
「この人とは合わないみたい」
と思い始め、冷めるんです。
ロマンスの時期が終わったときに、恋人たちは別れる事が一番多いですね。
ところで、「愛」の反対は何だと思いますか?
これが分かっていると、別れる必要が無い別れを防げたりします。
愛の反対は憎しみではない
「愛」の反対は「憎しみ」だと思いがちです。
「愛憎劇」という言葉もありますし、好きの反対も嫌いだと思いますよね。
しかし実は、心理学的に愛の反対は「無関心」なのです。
あなたに対して、
「大っっっ嫌い!!」
と女性が言ってきたとしても、無関心よりは断然「好き寄り」と言えるわけです。
腹が立ったり、悲しくなったり、様々なネガティブな感情を感じたとしても、無関心でなければ、まだ愛情があると言えます。まだ復活の可能性は十分あるんです。
恋愛において「冷める」という心理は、色々な場面で使われます。
そこで、この「無関心かどうか」を基準に考えることで、本当の意味で冷めたのかどうかを判断していきましょう。
先ほどの「ロマンスの時期」が終わった時に感じる冷める感覚というのは、本当の終わりではありません。
ロマンスの時期は、何度でも作れるんです。
ロマンスは再び訪れる
出会った当初のロマンスとは違うロマンスがあります。
最初は我慢して、良い子を演じて、見せかけのロマンスに酔いしれます。
しかし、その後の冷める時期を乗り越え、男女ともお互いにありのままの自分で、新たなロマンスの時期を迎えることが出来ます。
相手の「素」を受け入れ、愛する事で実現出来ます。
腹が立つ、理不尽だ、理解出来ない・・・別れたくなる様々な感情を感じますが、それでも相手を愛することを選ぶんです。
自然に湧き上がる感情ではありません。自分で「この人を愛そう」と選択することです。
最初のロマンスの時期に、
「何があってもこの人を愛し続けよう」
と自分の中で決めておくことが成功の秘訣です。
この記事で説明したように、ロマンスの時期はいずれ終わりが来ると知っておき、「それでも愛する」と決めておく事で乗り越えやすくなります。
最初のロマンスが、ドキドキ感やトキメキだったのに対し、二回目以降のロマンスは、深い安心感や安らぎといったものになります。
こちらもすごく良いものですよ。
恋愛で冷めるときの心理まとめ
恋愛で冷めるときの心理を3つご紹介しました。
- 飽きて冷める心理と飽きさせない方法
- 燃え尽きて諦めることで冷める心理
- ロマンスの時期が終わって冷める心理
でしたね。
そして、必ず訪れるロマンスの終わりと、それを乗り越えた新たなロマンス。
深い安心感と安らぎ、心から愛されいているという感覚。
あなたもぜひ体験してみて下さいね。