夢から分かる恋愛心理とは?感情の影響が1番大きい

あなたは最近、どんな夢を見ましたか?

 

また、現実と夢ってどんな関係があると思いますか?

 

自分の夢を心理分析したり、好きな女性が語る夢の話から、その人の恋愛心理を分析したり出来ます。

 

夢って不思議ですよね。ほとんど話したこともない、昔のクラスメイトが出て来たり。

 

恋人が浮気する夢を見て、現実でイライラしたり・・・

 

この記事ではあなたに、簡単に夢を心理分析する方法と夢を見るときの心理状態や効果もお伝えします。

 

これを知ることで、夢に惑わされず効果的に扱えるようになるはずです。

 

執筆者:九条竜也
恋愛アドバイザー、心理カウンセラー。14年の心理学の知識と経験をあなたにシェアします。実績(嫁)はプロフィール に掲載。

目次

夢から恋愛心理を分析

夢から恋愛心理を分析する方法をお伝えします。

 

恋愛心理に限らず、夢から心理分析するのは意外と簡単です。大きなポイントが1つあるんです。それは、

 

「登場人物はすべて自分自身」

 

ということです。

 

どういうことか分かりますか?

 

家族や恋人、友人など、夢の中に出てくる様々な登場人物。それらはすべて、あなたの心が作り出したものです。

 

すべて「投影」なんですよね。

 

つまり、あなたが友人のAくんは優しい人だと思っていたら、夢の中に出てくるAくんは優しい人なんです。実際のAくんが冷たいとしてもです。

 

ややこしいのでもっと詳しく説明すると、

 

  • あなたはAくんが優しいと思っている
  • BくんはAくんが冷たいと思っている

 

こういう現実があるとすると、

 

  • あなたの夢に出てくるAくんは優しい
  • Bくんの夢に出てくるAくんは冷たい

 

ということになります。

 

これは、実在するAくんが優しいか冷たいかは関係ないわけです。

 

夢を見る人の感覚が投影されて、その感覚通りの人物として登場します。だから夢を見る人が作り出しているということです。

 

ここまでご理解頂けましたか?

 

では次に、もっと踏み込んで考えていきます。

夢の中の誰かの感覚

あなたの夢の中に出てきたAくんが、好きな人に振られて落ち込んでいます。

 

まるでこの世の終わりかのようになっています。

 

このとき、好きな人に振られたら、きっとこれくらい落ち込むだろうという、あなたの感覚が投影されてAくんはそうなっています。実際のAくんは、振られてもへっちゃらかもしれません。

 

あなたの夢に登場する人たちは、すべてあなたの感覚を投影した感情を持ち、あなたが感じている通りの性格になっています。だから「登場人物はすべて自分」なんです。

 

そうではないとしたら、実在するAくんをあなたの頭の中に連れ込んでいる事になってしまいます。

 

「昨日の夜おれの頭の中に入ってきた?」

 

夢を見たときAくんにそう聞いても、「何言ってんだコイツ」と思われるだけですよね。

 

では、これをふまえた上で、恋愛心理を分析する方法。

感情に注目して恋愛心理を分析

それは、夢の中で何が起ころうと、そのときの「感情」に注目することです。

 

すべての登場人物の感情に注目します。誰が感じた感情でも、すべて夢を見た人の感情です。

 

例えば、あなたの好きな女性が、夢の中のあなたにポジティブな感情を感じたとします。

 

ポジティブというのは、好きだとか、一緒に遊んで楽しかった、面白かった、嬉しかった、などなどです。

 

そんな夢の話を聞いたとしたら、それはそのまんま現実も同じ感情と言えます。

 

「夢だから関係ない」

 

なんてことはありません。間違いなく現実のその女性の感情が反映されています。

 

他にも、夢の話から最近のその女性の心理が分かりますよね。

 

怖い夢を見ていたら、何かに恐れを感じています。

 

不安になる夢を見ていたら、何か心配事があります。

 

この心理をヒントにして、最近のその女性に起こった出来事を考えると、色々結び付くことが分かり、恋愛に活かせるんです。

 

恐れや不安を感じていたら、あなたは安心感を与えてあげられます。

 

寂しさや悲しさを感じていたら、親密感を与えてあげられます。

 

これであなたといると満たされやすくなるわけです。

 

では、夢を見るときの心理状態ってどんな感じなのでしょうか?

夢を見るときの心理状態

現実世界での心理状態が与える夢への影響。

 

それが分かると、現実と夢の関係も少しずつ分かってきそうです。

 

心理とは関係ありませんが、夢を見るときというのは、眠りが浅いときだと言われていますよね。

 

しかし実際は、深い眠りのときも見ています。ただ、覚えていられるのが、浅い眠りのときの夢の方が圧倒的に多いだけです。

 

夢を見るときの心理状態としては、その日、もしくは直前の感情の影響が大きいです。

 

先ほども夢の心理分析で感情に注目しましたが、現実で感じている感情と夢は密接な関係があるんです。

 

現実で感じていた感情の中でも、特に強いもの。

 

例えば、交通事故を起こしそうになって、めちゃくちゃ怖かったとします。すると、夢でも恐怖体験をしたりするんです。

 

現実と同じ交通事故の夢だったり、全く内容は違えど、恐怖感は同じだったりします。

 

また、何日も前から小さな不安を抱えていて、その不安が少しずつ蓄積されていって、ある日不安を感じる夢を見る事もあります。

 

じゃあなんでこんな夢を見るのか?

夢を見ることの効果

現実世界で強く感じている感情。

 

それと同じ感情を感じるような夢を見るのは、その感情を解放しようとしているからです。

 

感情って、ちゃんと感じてあげると解放されるんですよね。

 

でも、無理に忘れようとしたり、無かったことにしようとすると、うまく処理されずに残ってしまいます。

 

そうやって残ってしまった感情を解放するために夢を見ているんです。

 

もちろん、意識して忘れようとしていなくても、うまく処理出来ないことはよくあります。強い感情だったりすると、特に残りやすいですね。

 

そしてもう一つは、現実に起こった出来事の記憶の整理

 

恐らく短期記憶の領域から長期記憶の領域へ移行させたり、不必要な情報を捨てたりしているのだと思います。これは私の推測です。

 

夢に関しては諸説あるかと思いますが、私は実体験や心理学で学んできた事から考えて、以上の2つが夢を見ることの意味・効果だと信じています。

 

あなたはどう思いますか?

夢から分かる恋愛心理まとめ

夢に登場する人物たちは、すべて自分自身です。

 

自分の感覚を投影して作られた人物で、その人物が感じることも、あなたの感覚から来ています。

 

夢の中の様々な感情に注目して、女性が何を感じているかを知ることで、恋愛心理をある程度分析することも出来ます。

 

そして、夢を見るのは、感情を解放する為に必要な事。

 

心理学のセミナーに参加した後などは、必ず十分な睡眠を取ることが必須となっています。

 

あなたが今夜見る夢は、どんな夢なんでしょうね?

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