女性と話すとき、どうしても緊張して話せない・・・
こんな悩みがあると、恋愛するのも億劫になってしまうかもしれませんね。
- 「ツマラナイ男と思われたらどうしよう」
- 「あの無言の重い空気が耐えられない」
- 「今日も話のネタを用意しておかないと・・・」
こんな事を考えて、女性と会う前に、既に疲れてしまっていませんか?
緊張して話せない原因は、恐れや不安です。
相手によって緊張したり、しなかったりするので、相手次第のような気がするかもしれませんが、これはあなたの心の問題です。
「心の問題って、どういうことなの?」
そう思ったあなたに、詳しい説明と緊張の解決法を、今からお話します。この方法を実践することで、今までより、はるかにリラックスして恋愛を楽しめるはずです。
恋愛で緊張して話せないときの心理
緊張して話せない悩みを解決するには、その心理や仕組みを理解しておく必要があります。
そして、それを理解するだけでも、かなり緊張は緩和されます。
緊張してしまう原因は恐れと不安だと言いましたが、具体的には、恋愛でどんな恐れと不安を感じるのでしょうか?それは、主に以下のようなものです。
- 失敗すること
- 嫌われること
- 傷つくこと
- 怒られること
例えばデートのときに、うっかり変な事を言って、嫌われたらどうしよう?とか「話がツマラナイ」「一緒に居て楽しくない」そんなふうに思われて、傷つきたくないなどです。
その想いが強ければ強いほど、緊張も高まり話せない・・・
また、あなたが、相手の人をどう思っているかでも緊張感は変化します。相手の女性を高嶺の花だと思っていたり、物凄く好きだと感じていたりすると、やはり恋愛では緊張感が強くなりますよね。
では、心理が分かったところで、そんな緊張してしまう悩みを、一緒に解決していきましょう。
緊張して話せない自分を変える3つの方法
恋愛で緊張しないようにするには、以下の3つの方法を使います。
- 過去の体験を探る
- 誰かに聞いてもらう
- 失敗することを許す
これらを実践したからと言って、突然、全く緊張しなくなるわけではありません。しかし、何度も繰り返しやってみたり、緊張する場面に出くわす度に、再度やったりすると、いつの間にか話せない状態が改善されていたりします。
詳しい方法を1つずつ解説していきますね。
過去の体験を探る
緊張の原因となっている恐れや不安の多くは、過去の体験から来ています。
何か言って誰かに怒られた経験があれば、また怒られるのではないかと怖くなりますし、バカにされて傷付いたら、傷付くのが怖くなりますよね。
もちろん、そういう体験全てが緊張の原因にはなりません。
ちょっとした事なら良いのですが、ショックが大きいと恐れを感じるようになり、話せないくらいの緊張感を生むことがあります。
そして、ショックが大きかった出来事は憶えていて恋愛にも影響を与えるんです。
あなたが緊張してしまうのは、なぜなんでしょうか?どんな体験が元になって、恐れや不安を作り出しているのでしょうか?過去の出来事をじっくり思い出してみて下さい。
昔の写真、学生時代のアルバムや文集などを見ると、思い出しやすくなったりしますよ。
「コレかもしれないな・・・」
あなたがそう感じたら、大抵それで合っています。思考よりも感覚を大事に、考えてみて下さいね。
私の過去の体験
私も恋愛で緊張して全く話せないという悩みを持っていました。
私の場合は、小学校3年生の時の体験が原因の1つとなっていたと考えられます。
あれは、夏休み明けの授業中でした。
夏休みの工作を皆の前で発表するときがあり、私は自信満々で教壇の上に立ちました。電子ルーレットを作ってきたんです。箱やコイン入れなどを自作し、本体のランプも、1こ1こハンダ付けして作りました。
しかし、話し始めるとすぐに、近くで座っていた担任の先生の横やりが入りました。
「声が小さい!」
私としては大きい声を出してるつもりでしたが、そう言われて、さらに限界まで大声で話すようにしました。しかしまたすぐに先生が言います。
「声が小さいって!みんな、聞こえる?」
クラスの皆は、答えずシーンとしていました。
限界まで声を出していた私は、これ以上話せないと感じて黙ってしまいました。そこに、またもや先生から追い討ちが入ります。
「そんなの、組み立てただけだよね?」
私は皆の前でさらし者にされているような感覚になり、耐えられなくなって泣きながら、作ってきた物を床に叩きつけました。そして、思い切り踏んづけて、走って教室を出て行ったのです。
この体験が、話をするときの不安や恐れを作っていました。
誰かに聞いてもらう
あなたが緊張してしまうという事を、誰かに話すことも効果的です。
恋愛で緊張して上手く話せないということを、恥ずかしいことだと思っていませんか?あなたが人より劣っているように感じていませんか?
決して劣っているわけではないのですが、そう感じていること自体が、より緊張を生むんです。なぜなら、失敗したら恥ずかしいとか情けないと思っていると、失敗出来ない「プレッシャー」がより強くなるからです。
そこで、人に話すことによりタブー感を弱めます。
人に話せば話すほど、自分が恋愛で緊張してしまうという事が、誰もが知っている周知の事実だという感覚になってきます。そうなると、失敗に対するプレッシャーが弱まります。
プレッシャーが弱まると、リラックス出来るようになり、結果的に失敗も減るんです。
また、解決法の1つ目で見つけた、あなたの過去のトラウマ的体験を話すことも、緊張の悩みを解決するには非常に有効だと言えます。
心理学の世界では、「話すことは放すこと」と言われています。人に話すことは、感情を解放することに繋がるんですね。
逆に話せないと、感情が解放出来ず、恐れや不安が消えずにどんどん積み重なっていきます。心の傷として残っている過去の出来事を、誰かに話して感情を解放することで、恐れや不安の感情を消していきましょう。
このように、ただ誰かに話すだけで恋愛にも大きな影響を与えることがあるんです。
失敗することを許す
先ほども言いましたが、失敗してはいけないと思っていると失敗率は上がります。
かと言って「どうでもいいや」と超適当にやると、緊張は減るかもしれませんが失敗は減りません。ですので、「失敗は成功の元」と考えます。
多くの成功は失敗の上に成り立っており、成功すれば失敗は失敗ではなくなります。
世界中の偉人が、これだけたくさんの失敗をしているんだから、あなたが失敗することも許してあげましょう。
失敗なんて、して当たり前。その経験を元に、より成長し、より成熟し、より魅力的になるんです。
「失敗せずに成功出来たら最高じゃん?」
そう思う人がいるかもしれませんが、失敗せずに成功するというのは非常に危険ですよ。
今成功していても、「どうしたら失敗なのか」が分からないわけですからね。ですので、あなたも失敗することを自分に許して下さい。
- 「失敗しても、役に立つ」
- 「失敗しても、次に生きる」
- 「失敗しても、成長出来る」
そう考えて、恋愛も気楽にチャレンジして下さいね。
緊張して話せない自分を変える方法まとめ
恋愛で緊張して話せない原因は、恐れや不安でした。
そして、その悩みを解決する方法は、
- 恐れを作っている、過去の体験を思い出すこと
- 緊張するという事や、過去の体験を誰かに聞いてもらうこと
- 失敗することを自分に許し、気楽にやること
この3つです。
私も超が付くほど緊張し過ぎて話せないタイプでしたが、びっくりするくらい、ある日いきなり平気になっていました。
完全に緊張が消えるわけではありませんが、緊張しても、ここで書いたような事を思い出すので、そこまで大きな支障は無くなったのです。
あなたが恋愛をもっと楽しめるよう祈っています。